2013年4月1日より重篤な疾患の療養などの理由で定期予防接種が受けられなかった方のために新たな制度が始まりましたが、2013年11月1日より小児用肺炎球菌ワクチンについては、10歳未満から6歳未満へ変更となりました。
また、対象となるワクチンにB型肝炎と水痘が追加になりました。
対象は、国の指定する疾患で療養していた方で、定期予防接種の期間中に接種が受けられなかったが、その後病状が回復してワクチン接種が可能となっている方です。
期間は主治医が予防接種を許可してから2年間で、所定の手続きを踏んだ上で以下の定期接種を公費で受けることができます。
お子さんがこの制度の対象に当てはまる場合、まずお住まいの市町村役場にお問い合わせください。
ワクチン接種を受けるまでの流れ
1 | お住まいの市区町村に電話でお問い合わせください。 (「長期にわたり療養を必要とする疾病等のため、やむをえず予防接種を受けることができなかった場合について」と尋ねると良いでしょう) |
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2 | 「主治医意見書」を受け取って下さい。 (※ 書式は自治体によって異なることがあります。) |
3 | 主治医に「主治医意見書」への記入をご依頼ください。 ※当院では事前に「主治医意見書」作成料をお支払い頂いております。 ※当院かかりつけの方は、主治医ではなく療育支援部へご依頼ください。 |
4 | 市町村へ「主治医意見書」を提出してください。 (※ 審査に1週間程かかります。) |
5 | 市町村より接種券が交付されます。 |
6 | かかりつけの医療機関へワクチン接種の予約をしてください。 |
7 | 予約日にワクチン接種を受けてください。 |
対象となる疾病
病状が回復してワクチン接種が可能となっている方が対象です。
対象となるワクチン
- 年齢制限あり:BCG(4歳未満)、4種混合(15歳未満)、ヒブ(10歳未満)、小児用肺炎球菌(6歳未満)
- 年齢制限なし:MR(麻しん風しん)、DT、日本脳炎、不活化ポリオ、子宮頸がん予防(ヒトパピローマウイルス)、B型肝炎、水痘
ご不明な点など、詳しくは主治医または予防接種センターまでお尋ねください。
長野県立こども病院 予防接種センター
2017年09月06日(更新)
2013年10月29日(更新)
2013年04月26日