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原田院長より退任の挨拶

院長退任に当たって

原田順和


長野県立こども病院 前病院長
原田順和

いよいよ、この3月31日をもって、25年間仕事をしてきたこども病院を退職することになります。平成5年3月の末に、まだぬかるみが残るこども病院の敷地内に建てられた宿舎に家族とともに転居してきましたことを、昨日のように思い起こします。

こども病院はその後、大きく発展し、私も心臓血管外科部長として病院の発展に貢献できたとをうれしく思っています。また平成23年には、勝山前病院長から病院長職を引き継ぐことになり、7年間がまたたく間に経過しました。
独立行政法人化されて2年目から病院長職に就いたわけですが、県立病院時代とことなり、公務員感覚を脱ぎ捨てた病院経営を意識しながら、運営に当たってきました。病院職員の採用、病床の増設、その他、病院長の裁量でできることが増加したことで、病院運営を思うようにできたことは、幸いなことでした。しかしながら、自由にできることの裏には、経営上の責任が常に存在することも忘れてはならないことです。幸い、私の在任した7年間は、県から多額の負担金交付金を頂いた上ではありますが、継続して決算で黒字を出すことができ、責任を果たすことができたと思っています。

病院長在任中の7年間は、こども達や、病院職員、それに長野県内や全国各地の皆様方に支えられ、充実した毎日を過ごすことができました。“未来をになうことも達のために、質が高く安全な医療を行います”というこども病院の理念に、少しでも近づくことができたのではないかと考えています。
こども病院は、日本全国で進行する少子化の波を受けて、今後病院機能を落とさないように適正な規模を検討し、行動することが求められています。開院25年を迎えた病院の建てかえも含めて、今後大いに議論する必要があると思います。

長い間、仕事を続けてきた職場を去ることには、一抹の寂しさもありますが、私自身、まだこれから新しいことにチャレンジしたいと思っていることが多くあります。その一つ一つをこなしながら、すこし距離を置いて、こども病院を見守って行きたいと思います。
今後とも、皆様方からの暖かいご支援、ご鞭撻をいただければ、幸いです。

平成30年3月28日
長野県立こども病院 原田順和

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