胎児心臓超音波のスクリーニング検査数は増加し、 先天性心疾患の胎児診断率は改善していますが、 重症先天性心疾患は現在でも乳児期の主要な死亡原因です。 長野県の先天性心疾患の胎児診断率も増加していますが、 重症先天性心疾患の平均胎児診断率は 60% と十分なものとは言えません。
長野県の重症先天性心疾患の診断率の向上と予後の改善のため、重症先天性心疾患の胎児診断率向上のための新規プロジェクト’Raise to 80 project’を開始しました。
①プロジェクトの概要
- 長野県の胎児先天性心疾患のスクリーニングに携わる超音波技師、 産科医師、小児循環器科医の皆様を対象とした会員制ウェブサイト(項目②参照)を設立致します。
- 双方向性の症例相談システム
- 胎児心臓超音波検査のための教育コンテンツのオンデマンド配信システム
- 先天性心疾患の胎児診断に関する Q and A