はじめに
当院では、授乳支援を通してお母さんをサポートする育児支援外来を開設予定です。
主に、様々な状況の中での(母子分離、赤ちゃんの病気、乳房のトラブルなど)母乳の相談に対して個々の最適な方法をお母さんと一緒に考えていきます。
国際ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)※の資格を持つ小児科医が担当します。
まずは当院で生まれた子、又は当院の新生児病棟(NICU)に入院中の子を持つお母さんを対象として、4月からしばらくの間は病棟でスタッフと協力して授乳支援を行います。
(毎週木曜日)
準備が整い次第、外来患者さんも対象とした外来を開始する予定です。
開始時期や外来の詳細につきましては今後お知らせします。
※国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)とは
IBCLCの資格は、アメリカに本部を置くラクテーション・コンサルタント資格試験国際評議会(International Board of Lactation Consultant Examiners:IBLCE)が実施する全世界共通認定試験に合格することによって得られます。
IBCLCは、母乳育児がうまくいくための支援に必要な、一定水準以上の技術・知識・心構えを持つヘルスケア提供者です。
担当医からのメッセージ
母乳を与えたいと思っていても様々な理由でくじけそうになった時、いつでも傍で寄り添えるそんな外来でありたいと思っています。常にお母さんの声に耳を傾け、心が少しでも軽くなり、笑顔になれるようチームで応援していきます。
小児科医・IBCLC 能見 恭子