平成25年8月14日（水）、茅野市内のプールで溺水となり、意識不明状態で救急搬送された幼児（大阪府在住、４歳児）が回復しましたので、記者会見を行いました。

　今回の事故は、母親がすぐに心肺蘇生を行ったことや、市営プール監視員による迅速な対応、県内他病院との連携がスムーズで、蘇生から４時間以内に低体温療法を行うことができたことが救命につながりました。母親は今まで心肺蘇生の経験はなく、見よう見まねで行ったそうです。幼児は13日に無事、元気な姿で退院となりました。

　これからまだ暑い日が続き、プールなどで遊ぶ機会もあると思います。ご家庭ではお風呂場も危険で10cmの水位でも溺れることがあります。
　まずは「溺水をさせない」という予防をすることが大切で、小さなお子さんからは決して目を離さないようにしていただきたいと思います。