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小児用(5-11 歳用)新型コロナウイルスワクチンの適応について

以下のような基礎疾患があり、病院やクリニックに通院されているお子さんは新型コロナウイルスワクチンの接種を受けるメリットが大きいと考えます。

基礎疾患

  • 肺、呼吸器疾患

    喘息、慢性肺疾患など

  • 心臓、循環器疾患

    先天性心疾患(ファロー四徴症など)、心筋症など

  • 神経・筋疾患

    脳性まひ、低酸素性脳症、筋ジストロフィー、難治性てんかんなど

  • 腎臓の疾患

    慢性腎炎、ネフローゼ症候群など

  • 肝臓の疾患

    慢性肝炎など

  • 糖尿病
  • 免疫不全

    ステロイドなどの免疫抑制薬を使用している場合など

  • 臓器移植後(肝臓、腎臓など)
  • 染色体疾患

    ダウン症候群、18 トリソミー、13 トリソミーなど

  • 高度肥満(肥満度 50%以上など)
  • 在宅酸素、人工呼吸器、経管栄養などの医療ケアを要する疾患

その他のお子さん

お子さん本人ではなくご家族に上記のようなリスクを有する方がいる場合も適応があると考えます。

  • 上記のような基礎疾患を有する児のきょうだい
  • 高齢者や妊婦など高リスク者と同居しているお子さん

ただし、その他のお子さんの接種は当院では行いません。地域の医療機関等で接種を受けてください。

2022年9月2日
予防接種センター

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