看護部長あいさつ
副院長兼看護部長
西沢 博子
「こどもの権利を尊重し、こども達の未来につながる看護を提供します」という看護部理念のもと、急性期から在宅医療、慢性疾患患者の自立支援など、疾患や成長発達にあわせた看護の実践に取り組んでいます。
また、病院職員として大切にしたいこととして、「相手を思いやる気持ちを大切にしよう」をスローガンにしています。患者・家族、そして一緒に働く仲間に関心を寄せ、相手もそして自分も大切にできる人としての成長をめざしています。
看護教育では、専門職としての自覚を持ち、質の高い看護が実践できる自律した看護職員を育成することを教育理念とし、その為の様々な教育プログラム、支援体制を整えています。学ぶチャンスはたくさんあり、小児・周産期看護の専門職として、自分自身を成長させることができる職場です。長野県の、そして日本のこども達と家族の幸せのために、看護の力を注いでみませんか。
先輩の声
小児看護専門看護師
小笠原真織
こども達を笑顔にできる看護を目指して
小児看護専門看護師の役割は、こどもたちが健やかに成長・発達していけるような療養生活の支援、他の医療スタッフと連携した質の高い看護の提供です。病気とともに生きるこどもたちが、もてる力を発揮でき、がんばりが成長に繋がるような支援を行っています。病院にいても、社会の中でも、その子らしく、最大限に輝いていられるような看護を目指して、チーム全体で子どもと家族にとっての最善のケアの実践を目指しています。
2012年 小児看護専門看護師認定
手術看護認定看護師
前田奈美
医療倫理・看護倫理を遵守し、患児の代弁者となる
こども病院は小児専門病院であり、手術室での治療は、ほとんどが全身麻酔下で行われます。看護師として倫理的感受性を高め、意思表示が困難である患児の代弁者となり、患児や家族の思いを手術場に反映させることを目指しています。また、手術看護の質の向上、日々進歩する医療技術に対応できる専門的知識・技術を身に付け、安全で質の高い医療を提供できるようスタッフ教育にも努めています。
看護師(平成29年入職)
集中治療病棟 関原綾華
笑顔でやりがいのある毎日
こども病院は小児疾患に対する高度な治療が行われている中にも、温かな雰囲気があります。毎日やりがいを感じつつ、小児看護の難しさに自分の知識・技術不足で落ち込むこともありますが、患児さんの笑顔とご家族の言葉にいつも元気を貰っています。これからも、患児さんとご家族の思いに寄り添い、一緒に頑張る力になれるように成長していきたいと思っています。
看護師(令和4年入職)
第1病棟 大月彩香
私が働いている病棟にはがんと診断され化学療法や放射線治療を受ける患者さんや脳神経外科の疾患で手術を受ける患者さんが多く入院されており、内科から外科までの幅広い知識や技術、看護を学ぶことができています。
日々の業務では、治療の副作用や術後の痛みなどで苦しんでいる患児が、少しでも安楽にその子らしく過ごせるよう苦痛の軽減や症状の観察・アセスメントを行っています。知識や技術不足で落ち込むこともありますが、患児の笑顔と頑張っている姿に力を貰っています。今後も積極的に学ぶ姿勢を大切にし、患児・ご家族の思いに寄り添い、安全安楽なケアを行えるよう日々努力し続けていきたいと思います。