それぞれのワクチンの特性より、同じ「生ワクチン」でも扱いが異なるものがありますのでご注意ください。
なお、輸血をされた方、血液製剤を投与された方は、接種前に必ず主治医にご相談されることをお勧めいたします。
MR、麻しん、風しん みずぼうそう(水痘) おたふくかぜ |
ロタウィルス | BCG | |
---|---|---|---|
次のワクチン (他の種類)までの間隔 |
4週 | 4週 | 4週 |
手術・麻酔との 間隔 |
前4週・後1週 | 前4週・後1週 | 前1週・後1週 |
輸血・血液製剤投与から 接種までの間隔 |
要 (表A) | 不要 | 不要 |
輸血から生ワクチン接種までの間隔
表A (Red Book2009より改編)
製剤 | 基準となる投与量 | ワクチンまでの間隔 |
---|---|---|
洗浄赤血球 | なし | |
濃厚赤血球(Ht65%) | 10ml/kg | 5ヶ月 |
全血(Ht35-50%) | 10ml/kg | 6ヶ月 |
血小板またはFFP | 10ml/kg | 7ヶ月 |
アメリカACIPガイドラインに基づいて作成。不活化ワクチンには特に規定はない。
また国内には公的なガイドラインはない。
免疫グロブリン投与から生ワクチン接種までの間隔
IVIG投与量 40mg(15~50mg)/kg:麻疹発症予防など 200mg/kg以上:川崎病、ITPなど |
3ヶ月以上 6か月以上 |
長野県立こども病院 予防接種センター
2015年02月20日