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鼠径ヘルニア日帰り手術

当院では2015年2月より、鼠径ヘルニアに対する日帰り手術を始めました。

日帰り手術とは、来院当日に手術を行い、病院に泊まることなくその日にお家へ帰る手術方法です。入院をしないで手術を行うことにより、お子さんの精神的ストレスを軽減し、日常生活に早く戻れる利点があります。

鼠径ヘルニア手術は、これまでは1泊2日(または2泊3日)で行っていましたが、気管支喘息や心疾患、低出生体重などの既往のない患者さんにはこの日帰り手術という方法で手術を受けて頂く事ができるようになりました。

鼠径ヘルニアに対する日帰り手術の流れ

  • 予約

    当院は紹介外来制をとっておりますので、初診時には原則として医療機関からの紹介状が必要です。
    詳しくは、外来のご案内より、初めて受診される方ページをご覧ください。
  • 初診時

    鼠径ヘルニアの手術が必要かどうか、外来担当医が診察いたします。日帰り手術を希望される場合はお申し出ください。日帰り手術が決まりましたら、術前の診察・術前検査(血液、胸部レントゲン撮影)、予防接種について説明いたします。

    予防接種に関しては、予防接種センターページもご参考にしてください。(手術・全身麻酔を予定している方への項目で、接種間隔について説明しています。)
  • 術前診察・術前検査

    手術の前々週の金曜日または前週の月曜日の午前中に麻酔科診察、外科診察および術前検査(血液、胸部レントゲン撮影)のため来院していただきます。手術前日~当日朝の食事についても説明させていただきます。
  • 当日

    手術日は毎週水曜日(祝日を除く)です。当日は、朝8:30までに来院してください。
    9:00に手術室に入ります。
    • 入室後は麻酔がかかってお子さんが眠るまでご家族に同伴していただいています。
    • 手術時間は15~20分間で、手術が終了したら回復室で様子を観察し、点滴を抜いてから一般病棟へ移ります。
    水分を摂取できることを確認し、午後2時~3時頃に退院になります。

退院後の生活

痛みについて

手術中に局所麻酔薬を用いて痛み止めを行いますが、退院時にはお家で使用する痛み止め(座薬)を処方いたします。

日常生活について

  • 帰宅後は普段と同じ食事をしていただけますが、手術当日で食欲がない場合は軽めの食事にして下さい。
  • 入浴は手術翌日から可能です。
  • 学校、保育園、幼稚園は手術翌日から登校(園)可能です。
  • 日常生活の制限はありませんが、サッカーなどの激しい運動は術後1週間は控えてください。

退院後の受診について

手術翌週の外来で傷の確認をし、問題がなければその後の外来受診は不要になります。
手術では、吸収糸を使って傷を閉じますので外来で抜糸は行いません。

鼠径ヘルニアの日帰り手術が可能な方

対象年齢は生後6ヵ月以上で、こども病院まで1時間半以内に来院できる距離にお住まいの方が対象になります。

現在、女の子の鼠径ヘルニアに行っている腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(LPEC)は、日帰り手術では行っていません。

鼠径ヘルニアでお困りの方は当院小児外科外来でご相談下さい。

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