こころの支援科には、心理士、認定遺伝カウンセラー®が所属しており、他部門の医療スタッフと協力しながら、子どもたちのこころの健康を支えるお手伝いをしています。
入院・通院時の心理的サポートやご家族の相談
病院での治療では、身体の治療や慣れない入院生活で、不安やストレスを避けられないこともあります。子どもやご家族のお話を聞いたり、子どもと一緒に遊んだりしながら、不安やストレスを和らげて前向きに治療に取り組めるようにお手伝いをしています。
リエゾンチームでの活動
他の医療スタッフから相談を受け、情報収集をしたり、話し合いをしたりしながら、チームで協力して子どもと家族のこころの健康を支えています。
心理検査
発達・知能検査
学習・対人関係・日常生活でのつまずきのある子どもの対応を考える材料とします。
性格検査
現在の心理状態やストレスへの対処法などの理解を深めて、子どもがこころの健康を保つための支援に活かします。
心理療法
子どもの心理的成長に寄り添い、様々な問題を乗り越えられるようにお手伝いをします。子どもの年齢や課題に応じて、遊びを通じた「プレイセラピー」や、対話を通じた「カウンセリング」などを実施しています。
「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」や「ペアレント・トレーニング」も行っています。
※こころの支援科へのご相談は、当院受診中の方に限らせていただきます。また、心理検査・心理面接は主治医が必要と判断した場合に実施します。