診療科・部門

心臓血管外科

1993年5月の病院開設から診療を開始しました。 循環器小児科とチームを組んで、内科・外科の隔たりなく一緒に診療に当たっています(循環器グループ)。
対象の患者さんは長野県だけでなく、遠くは東京都や神奈川県、大阪府などからもお見えになります。自然豊かな安曇野の地で、こども達の笑顔に癒されながら、みんなで頑張っています。

手術件数

手術日は月、火、木、金曜日です。
年間手術数は約200例で、夜間休日の緊急手術もあります。

循環器グループ

先天性心疾患の治療は、循環器小児科とのコラボレーションが必須で、当院では、心臓血管外科と循環器小児科が循環器グループを形成して診療に当たっています。

こども病院の開設以来の手術総数は、6,000例を超えています。開設の年に手術した患者さんは、成人して大人の入り口にさしかかっています。こどものうちからの先を見据えた治療が必要であるとともに、大人になってからの適切な管理も大切です。そうした意味で、先天性心疾患を持つ大人たちのための診療施設も必要になってきています。

長野県立こども病院 循環器グループは、新生児から成人までの患者さんたちに、息の長い治療を行っていく所存です。

医師の紹介

心臓血管外科 部長小沼 武司こぬま たけし

患者さんにとってベストな治療をこころがけています。
すべての先天性心疾患に最高の医療を提供できるように尽力いたします。

主な経歴
東京都出身。1996年秋田大学医学部卒業。同年4月東京女子医科大学 心臓血管外科入局。以降、愛媛県立中央病院心臓血管外科、綾瀬循環器病院心臓血管外科、富山県立中央病院心臓血管外科にて研修。
2005年 米国Michigan大学小児心臓血管外科 臨床留学
2008年 東京女子医科大学心臓血管外科 助教
2013年 三重大学胸部心臓血管外科 講師
2020年 三重大学胸部心臓血管外科 准教授
2020年5月 現職
所属学会・その他
医学博士、心臓血管外科修練指導者・専門医、日本外科学会指導医・専門医、日本胸部外科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心臓血管外科学会評議員・国際会員、日本小児循環器学会評議員、成人先天性心疾患学会専門医・評議員、ヨーロッパ胸部外科学会(EACTS)会員、アジア心臓血管外科学会(ASCVTS)会員、小児用補助人工心臓実施医、信州大学医学部臨床教授

心臓血管外科 副部長小嶋 愛こじま あい

ご家族の不安を取り除いて、家族、医療者が一丸となって治療に挑めるように尽力します。

主な経歴
石川県輪島市出身。2004年東京女子医科大学卒業。
2006年東京女子医科大学 心臓血管外科入局。以降、2007年~2009年富山県立中央病院心臓外科、2011年~2013年岐阜県総合医療センター小児心臓外科にて研修。
2013年 東京女子医科大学 心臓血管外科 助教
2014年 愛媛大学 心臓血管呼吸器外科 助教
2018年1月 Victor Chang Cardiac Research Institute(Sydney) 研究従事
2019年11月 愛媛大学 心臓血管呼吸器外科 助教
2021年1月 現職
所属学会・その他
日本外科学会専門医、心臓血管外科専門医
TOP