診療科・部門

総合小児科

 いわゆる小児内科を担当しています。病気としては感染症、呼吸器、消化器、内分泌・代謝、アレルギー、腎臓系などです。さらに先天異常などでいくつもの病気がある患者さんや、PICUやNICUでの集中治療後の患者さんの診療もおこなっており、こうした患者さんたちの在宅移行も行っています。また当院の救急医療の入院部分も担当していて、脱水や熱性けいれん、ぜんそくなどの緊急入院にも対応しています。
 また今年度新たに頭痛外来を開設しました。見過ごされがちな頭痛をお持ちの患者さんに対する診療を開始しています。
 3年前に当科から新たに新設された感染症科やアレルギー科とは、総合小児科グループとして一緒に診療を行っています。

 低身長や思春期早発症などの負荷試験を日帰り入院で行っているほか、長野県内の新生児先天性代謝異常症のスクリーニング検査にもかかわっています。また小児外科と協働して小児の消化管内視鏡検査も行っています。

 担当診療科がわからない場合の総合診療的な役割もはたしています。体重が増えないとか、発達がちょっと心配といったような、どの科に受診したら良いか迷うような患者さんは、とりあえず当科に相談してください。当科で診察した後に必要があれば適切な診療科へご紹介いたします。

主病名別入院患者数

主病名(分野別・疾患別) 入院患者数
令和
3年度
令和
2年度
令和
元年度
呼吸器 総数 40 24 47
 肺炎・気管支炎 6 5 22
 RSウイルス感染症 14 1 9
 ヒトメタニューモ感染症 0 0 3
 慢性呼吸不全 3 3 4
 急性呼吸不全 1 1 1
消化器 総数 27 24 31
 感染性胃腸炎 2 8 8
 好酸球性胃腸炎 9 3 8
血液・腫瘍 総数 3 0 0
感染症 総数(全身感染症) 18 10 20
内分泌・代謝 総数 62 58 45
 糖尿病 5 2 2
 先天代謝異常 8 7 5
 低身長(負荷試験) 35 32 22
免疫・アレルギー 総数 16 15 25
 気管支喘息 3 6 8
 アナフィラキシー 2 3 1
 川崎病 7 2 5
神経 総数 26 21 35
 熱性けいれん 13 12 19
 重症心身障害 1 4 9
腎・泌尿器 総数 8 11 12
 尿路感染症 7 4 9
先天異常 総数 42 58 66
その他 総数 13 12 21

大半は基礎疾患のある患者さんですが、この表は主病名での分類であり、他の分野にわたる基礎疾患などは反映されていません。

 一口に頭痛と言ってもその原因は様々で、検査や治療が必要なこともあります。お子さんでも頭痛のために日常生活が妨げられている場合もあります。きちんとした診断、治療を受けることで、生活上の支障を減らすことができます。

 頭痛のために当院へご紹介いただく患者さんが増加していることもあり、この度総合小児科では「頭痛外来」を開設します。

  • 日程:毎月2回、隔週の月曜日午後
  • 担当:総合小児科医師(樋口、大北)
  • 予約:通常の外来と同様に予約係で承ります。かかりつけ医(当院かかりつけの場合は担当主治医)からの紹介状をご用意ください。

 初めて受診される方は、下記の「頭痛問診票」をダウンロードいただき、ご記入のうえ受診日当日にご持参ください。

医師の紹介

総合小児科 部長樋口 司ひぐち つかさ

小児を総合的に診るという小児科の原点をそのまま発展させた診療科でありたいと思いつつ、日々の診療を行っています。

主な経歴
長野県上田市出身。信州大学医学部卒業。長野県内各地の病院で研修。
1997年 信州大学大学院医学専攻科修了。
信州大学医学部附属加齢適応研究センター環境適応分野(現:分子腫瘍学教室)勤務。
2000年 米国サウスカロライナ医科大学留学
2004年 信州大学医学部小児医学教室助教
2009年 長野県立須坂病院小児科部長
2011年6月 現職
所属学会・その他
医学博士、信州大学医学部臨床教授。
日本小児科学会(専門医・指導医)、日本小児神経学会(専門医)、 日本小児栄養消化器肝臓学会(認定医)、 日本小児血液・がん学会、日本小児感染症学会、日本小児アレルギー学会、日本神経感染症学会 、日本頭痛学会

総合小児科 副部長竹内 浩一たけうち こういち

内分泌・代謝性疾患(低身長やホルモン関係の病気など)を担当しています。患者さんや親御さんとも相談して最良の医療を提供できるようにしていきたいと思っています。

主な経歴
神奈川県横浜市出身。1990年信州大学医学部卒業。信州大学医学部附属病院、昭和伊南総合病院、市営伊那中央病院、安曇野赤十字病院などに勤務。
2008年4月 現職
所属学会・その他
医学博士、日本小児科学会専門医、日本小児内分泌学会、日本マススクリーニング学会

感染症科 部長南 希成みなみ きせい

感染症の予防・診療と啓発活動を通じて、より良い医療の提供と人も動物も環境も含めた生態系の健康(ワンヘルス)のために努力します!

主な経歴
東京都出身。1996年信州大学医学部卒業。
卒後は松本協立病院、健和会病院(飯田市)など長野県内の病院小児科で勤務。
2008年および2014年、国際NGO「国境なき医師団」より派遣、アフリカでの小児治療ミッションに参加。
2011年より長野県立こども病院総合小児科。
2019年より感染症科部長(総合小児科と兼務)
所属学会・その他
日本小児科学会、日本小児感染症学会、ヨーロッパ小児感染症学会

感染症科 副部長村井 健美むらい たけみ

現在、抗菌薬の効きにくい耐性菌が問題となっています。感染症をただ治せばいいという時代は終わりました。耐性菌の出にくい、適切な感染症治療が必要です。世界標準の適切な感染症診療を提供します。

主な経歴
東京都出身。2006年 日本大学卒業。
日本大学医学部附属板橋病院で初期研修し、2008年から日本大学小児科入局
2013年 日本大学大学院医学部研究科内科系小児科学専攻博士課程修了
2016年4月から東京都立小児総合医療センター感染症科勤務
2019年4月から長野県立こども病院勤務
所属学会・その他
日本小児科学会、日本小児感染症学会、感染症学会、環境感染症学会、日本小児科学会専門医、日本小児感染症学会認定暫定指導医、 Infection Control Doctor(感染制御医師)

総合小児科 医長德永 舞とくなが まい

お子様、ご家族の日常生活がより良いものになるよう、お手伝いできればと思います。
専門はアレルギーです。よろしくお願いします。

主な経歴
長野県長野市出身。東京女子医科大学医学部卒業。
2011年~東京女子医科大学八千代医療センターで初期研修、小児科勤務
2017年~2018年 国立病院機構相模原病院 小児科に勤務
2019年より現職
所属学会・その他
日本小児科学会専門医、日本アレルギー学会、日本小児アレルギー学会

総合小児科 フェロー大北 恵子おおきた けいこ

お子さんとご家族にとって納得のいく医療を提供します。どうぞよろしくお願いいたします。

主な経歴
福岡県北九州市出身。久留米大学医学部卒業。
沖縄県立南部医療センターこども医療センター、東京都立小児総合医療センター、国境なき医師団で勤務し、2023年1月より現職。
所属学会・その他
小児科専門医、小児感染症指導医(専門医)、infection control doctor
日本小児科学会、日本小児感染症学会、日本環境感染学会

総合小児科 フェロー金井 絢子かない あやこ

お子さんとご家族の気持ちに寄り添いながら、より良い医療を提供できるよう尽力します。

主な経歴
東京都町田市出身。北里大学医学部卒業。
諏訪赤十字病院にて初期研修後、信州大学医学部附属病院、信州上田医療センター、篠ノ井総合病院などに勤務し、2021年4月より現職。
所属学会・その他
日本小児科学会専門医

総合小児科 フェロー永井 悠史ながい ゆうじ

患者さんやご家族に寄り添い、抱えている問題一つ一つを解決し、より良い生活を送るための力となれるよう、尽力します。

主な経歴
東京都世田谷区出身。2014年 筑波大学卒業。
2014年~筑波メディカルセンター病院 初期研修
2016年~国立成育医療研究センターで3年間小児科研修、1年間放射線課科研修
2020年より現職
所属学会・その他
日本小児科学会、日本アレルギー学会、日本小児アレルギー学会
TOP